2012年3月31日土曜日

It Was Written / Nas


Performance:9/10
Year:1996
Area:New York

Hip Hopを聴き始めた約10年前くらに愛聴していた一枚。BiggieやBig L、Jay-Zが好きだったからNasはあまり聴かなかったけど、これは結構よく聴いていました。

この前CD屋さんで見かけてなつかしくなって買っちゃいました。

G-Rapを聞き出してからあまりここら辺は聴かなくなってしまい、どうかなーと思って聴いたけど、Nasのリリシストとしての能力やラッパーとしての実力が際立ちまくりの、素晴らしい一枚でした。マイナーGと一流ラッパーの差はそこら辺にあるんじゃないかなと思います。

このアルバムはファーストのIllmaticに比べると色物のトラックが多いのですが、それを楽々と乗りこなす彼の力はすごいですね。Gラップオンリーの人はご存じないかもですが、⑦Nas Is ComingではDr.DreがProduceしています。その後のFoxy Brownらとの共演作、The FirmでもDr.Dreが参加していましたね。また、③Street Dreamsは2PacのAll Eyez On Meと同ネタ使いというも追記しておきます。PacはそのときNasやJay-Z、Biggie、Mobb Deepら東海岸のラッパーをDissりまくりでしたから、Nasも少し複雑な気持ちだったんでしょうね。


いやー、それにしても凄い。このアルバム、Amazonのレビューとか見るとあんまり人気ないみたいなんですが、なんで人気ないのか意味分かりません。めちゃかっこいいじゃんって思うのは僕だけではないと思います。⑨The Set Upの1st Verseなんか鳥肌立つもん。あと、⑧Affirmative ActionでのFoxy Brownのラップがかっこよすぎるw彼女には復帰してもらいたいんですけどねー。

⑩Black Girl Lostは当時僕が一番好きだった曲。よく車の中でリピートしてドライブしていました。懐かしいなぁと思う僕も大分おっさんになってしまいました(笑)K-CI &JojoのJojoのほうがフューチャーした素晴らしい一曲。これは是非聞いてほしい。



⑫Shootouts、⑬Live Nigga Rapも鳥肌もんのマーダーラップ。ここら辺聞いてると当時のEastの勢いを感じます。今のラップってこの年代にあったリアリティや本気度ってあんまり伝わってこないんですよね。まー、それが良かったりもするんですが。

Laurin Hillを客演に迎えたIf I Ruled The Worldもこのアルバムのハイライトです。ただ、NasがLaurinに遠慮してるように聞こえるので、僕はあまり好きじゃないです(笑)

この機会にNasのアルバムを振り返りましょう。最新作は僕も持っていなかったのでこの機会に買ってしまいましたw


Ghetto Drama Vol.1 Who Can I Trust / G-Money


Performance:8/10
Year:
Area:Louisiana

大阪は残念な空模様なので、本を読みながら音楽を聴いています。
でも、昨日は春を感じる暖かい陽気でした。
お花見するのに最適な季節ももうすぐそこですね。
家の近くに大阪城があるのですが、去年も花見客でにぎわいまくりでした。
大きな公園が大阪城を取り囲むようにあるので、たくさんの人がお花見を楽しんでいました。

さて、今日はメロウ大将のG-Moneyの作品を紹介します。この人は多分3作だしているんですが、僕はこの一枚しか持っていません。てかYour SongってこのG-Moneyの曲ですか?知ってる人教えてください。

ミックスなどでも彼の名前はよく見かけるのですが、どの曲もメロウ度が高く、素晴らしい曲を聞かせてくれます。このアルバムもとても内容が良く、聞きやすい仕上がりになっています。

良い曲ばかりなんで、何を紹介しようか迷いますが、③Me Or You、⑥Who Can I Trust、⑦Sittin’ In The Penn、⑰I Did What I Had Toあたりは間違いなくオススメですね。③では2Pacへの哀悼の意も示しています。どの曲もお洒落だし、音使いが綺麗なんで、バーなんかで流れていてもなんら不思議でないです。

でも、全体に流れる雰囲気はGではなく、イージーリスニング的なものに感じます。万人受けはするだろうけど、個人的にあまり好きではないです(笑)内容はとてもいいんですけどね。実際、メロウ好きな友達はG-Money好きすぎて同じアルバムを2枚ずつ所持していますwww

ここで突然ですが、オススメ商品の紹介。
スタイルガードというスプレーなのですが、ちょっとした洋服ほつれくらいなら、このスプレーをシュっとしたらピシっとなります。折り目もしっかり出てくれます。僕は毎日仕事でスーツを着ているのですが、毎日クリーニングに出すのもかったるいので、あまりスーツがくたびれていないときはこのスタイルガードのお世話になっています。いい香りがするんで、飲んだ後にスプレーしてもいいですね。
ワークパンツなどを毎回アイロンがけしている方もいらっしゃると思いますが、そういう方にもオススメできます。


2012年3月29日木曜日

All About J / Lil J


Performance:7/10
Year:2002
Area:California

マイナーお子様ラッパー、Lil Jのソロアルバムです。色物かと思ったら予想以上にすごい。Jermain Dupriはまだわかるけど、L.T. Huttonまで参加しています。ゲストはJerry RollやLord Tariq(!)。Lil Bo PeepやLil Romeoとか子どもなのにいちいち内容良くて困る(笑)

良い曲多すぎて何から紹介しようか迷うんですけど、Mariah Careyのあの名曲をコーラスで使った⑥I Didn't Knowなんかキャッチーでいいんじゃないですかね。続く⑦Lil J Tokk My Girlもスゲーいいです。なにこのクオリティの良さwww コーラスワークもヤバイ。Lil JのRapもさえまくりです!!

一流のR&B Shit⑯Grown Young Man、Main Stream寄りながらもアクセントの効いたビートがかっこいい②Lil J、JDの役者ぶりが光る③It's The Weekendなどもオススメです。③はJDに気をつかってか、彼がフックアップしたり、彼と仲の良いラッパーの名前もところどころに出ています。Bow WowとかSnoopとか、Da Bratとかね。



Still Xplosive / Messy Marv


Performance:6/10
Year:2001
Area:California

じっくりと見たら丸顔でなかなかチャーミングなお顔のMessy Marv。この人のリリース量は半端ないですが、いまだに彼のファーストは彼の作品の中で最も内容の濃い一枚でしょう。

今はそのMessy君の2001年作を聴いています。

これは微妙かな~。

ただし、Keyshia Coleをフューチャーした⑥Nubian Queenはおすすめです。E-40が参加したRemixも⑮に収録されています。あんまりG-Rapっぽくないけど、Messy Marvのセンスの良さが光っています。Messy Marvというより、Sean-Tのセンスかな。Keyshia ColeはThe Gameの曲にも参加していますね。Lil Moを少しアダルトにしたような声の持ち主。

⑦Keep It Gangstaは同名のDazの曲とは違い、ミドルテンポの聴きやすい一曲。ここら辺はベイらしいお洒落な音使いですね。

⑩I'm A Soldier Boyも好きです。これもあまりGじゃないけど、ぼんやりした曲が多い中でエッジがたっていて目立ちます。

リリース量の多い彼の作品をAmazonのWidget機能を使ってピックアップしてみました。てかリリース多すぎて上限10枚じゃまとめるの無理でした。しかもファースト無かったし。
 

Rigormortiz / DMG


Performance:8/10
Year:1993
Area:Texas

先ほどとはうって変わって、この作品がリリースされたのは1993年。19年前にさかのぼります。

ちょいと前まではそうでもなかったけど、今は少し高くなっているみたい。内容がいいから仕方ないのかもね。という僕もカセットしか持ってなくて、2年前くらいにCDで買ったくちですがwカセットは以前レビューしたかも知れませんが、改めてCDでご案内。

Rap A Lotからのリリースということで、裏ジャケにはScarfaceの若かりし日の姿が!!めちゃ若い!!

もうね、②You Don't Hear Me Doeからぶっ飛びますよ。これですよ、これ。この濃さ・こってり度がGangsta Rapの真髄というもの。土着的なゆるいファンクネスが最高です。

続く③Prelude To A Murdahはタイトルからしてやばいけど、Stevie WonderのPast Time Paradiseネタなんで、本当終わってます。最高にカッコいい。


⑤Pure Dope, No CutはDMGのしゃがれ声とファンキーなトラックが妙にマッチしていていいですね。ブルージーな⑦I Ain't Bullshitinは一風変わった作品で、こういう曲展開もあったんだ、と興味深かったです。特に後半部分でシンセの音色がはいるところがかっこよかったですね。

僕好みのバンギンシット⑧Prison RiotはTweedy Bird Locの曲を思い起こさせる極悪ぶり。僕はこういうトラックを求めてG-Rapを聴いています。メロウもいいけど、基本バンギンラップ。このDMGって人は本当悪いですね。ラップのリリックがマジで怖いですw



最近のNew Westとか好きな人は受け入れないと思うけど、⑨Pay The Costなんかも最高。

Homiesへのレクイエム⑫Rest In Peaceはリアリティ溢れるメロウネス。本当リアルな感じが出ています。多分Scarfaceの弟とBig Mikeが参加しているウエッサイファンク⑮Buck Em Downで〆

昔のG-Rapが好きな人は絶対おさえておきたい一枚ですね。



krayzie Bone Presents The Bum Keef G


Performance:7/10
Year:2009
Area:California

昼間からビールを飲みリッチな気分。お昼時の餃子の王将で夢心地でしたw
昼に飲むお酒ってなんだかわかんないですけど効きますよね。

Marlon Moneyの2010年皿に続いてKrayzie Boneの2009年皿いきます。このブログにしてはめずらしく比較的新しい年代が続きますね。適当に未聴のCDから選んでいるんですが。

このときはKrayzieとLazie、Bizzy BoneがHi Powerに一時的に加入していて、異常にリリース量が多かったです。以前このブログでも紹介しましたが、Bad Azzとの共作を作成していたりと、Krayzieは特にすごく目立っていました。

この作品にはハイパワーのハゲたちは参加していませんが、とても充実した内容で、さすがはKrayzieと感心しました。

疾走感感じるトラックにKrayzieのSmoothなラップと、Ronald Isleyを思わせる柔らかい男性コーラス(Asu?)が入ってとても聴きやすく仕上がっている②You Can't Win、ボンサグの生い立ちを重厚なトラックに合わせてラッペンする③Cleveland To Cali、R&B MIXにも入りそうな上品なミドルチューン④Got To Hold On(オススメ)、驚きのMama Used To Sayネタ⑤Never Learn。と隙の無い前半。

オールドスクール感のある⑫Keep It Moving、Dr.DreのExplosiveみたいなトラックに数々のオールディーズのフレーズを借用しながらEazyとの思い出などを語る⑭Get Downと、後半もなかなかです。

なんだかんだ言って、Krayzieのラップは本当かっこいいですね。タカコスタ女史がほれるのも納得です(笑)


Spiritual Warfare My True Story / Marlon Money


Performance:8/10
Year:2010
Area:California

ベイエリアのクリスチャンラッパー、Marlon Moneyの新譜です。
彼のアルバムは何枚か持っていますが、コレはずば抜けていいです!

一番のお気に入りはネタ使いで80’sフレーバー満点の⑧Church。電子音バキバキで乗れます。

②Saved Your Bodyは天使にラブソングをで使われそうなノリノリのゴスペルチューン。続く③Brand New Dayはチカーノオールディーズを思い起こさせるメロウナンバー。Jimmie Reign嬢のコーラスワークも最高です。

陽だまり感溢れるホカホカトラックの⑦My Light、シリアスな失恋ソング⑨Hurting For So Long、ばあちゃんへのレクイエム⑭Fly Away、など、充実の内容。

Marlon Moneyの作品は比較的聴きやすいものが多いし、値段もそんなに高くないので、手にとってみてはどうですか。HMVでも購入できたと思います。



2012年3月25日日曜日

Entrepreneurizm / KP Da Block Boy


Performance:7/10
Year:2010
Area:California

新旧のGスタが入り混じったGアルバム。
BossoloやSpice1はまだわかるけど、Mr.Mikeまで参加しています。

あんまり期待していなかったけど、なかなか聴かせる曲もあったりします。

表題曲の②Realizmはホラー映画のサントラで使われてそうなオカルトチックなトラックです。KP Da Block Boyの鼻のつまったような声が少しアホっぽいw

多分コレが一番良い曲。⑨Hustle。あまり地域感は感じないですが、高音シンセが曲の中で強いアクセントを残しています。

メロウトラックの⑪Me & Uもいいですね。G臭さのない、お洒落な一曲。Fat Coolなる男性シンガーが◎

⑫Lifely Mattersも好きな曲。曲中で銃の音がバンバンなるのですが、トラック自体はGroovyで、非常に聴きやすいです。

年代が比較的最近ということもあり、エリアレスな感は否めませんが、楽しく聴けました。

Keepin Ya Subbin / Skanless Joe


Performance:7/10
Year:2001
Area:California

これより1年前にリリースされたアルバムはものすごく良かったですが、このKeepin Ya Subbinはそれと比べるとイマイチ。それでも平均を超えてくるあたりはさすがSkanless Joeですね。

前半はネタ感あるトラックなどはあるもののトラックのインパクト不足が否めません。ラップはうまいだけにもったいないですね。

僕が気に入ったのは⑩No Spot To Hideと⑬Peep How The Game Got Me

⑩はデジタルファンク調のバンギンファンクで、イベントなんかでかかったらガチあがりでしょうね。2000年代でこんなバキバキトラック作るとは、なかなかG好きの好みを分かってます(笑)

⑬も時代錯誤もいいところなオールドスクールファンク。ラップの激しさもあいまって悪そうな雰囲気がプンプンしています。これは多分ネタ使ってますね。

今週はよく飲みよく働いた一週間でした。ちなみに今夜は取引先の提携企業のパーティに行ってきます。。。たまにはこんな週もあっていいかな。

焼肉河童@東梅田

先日ふらっと寄った焼肉屋さん、河童。
めちゃくちゃうまかったので紹介しておきます。
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27000317/

2012年3月21日水曜日

LocoHAMA Cruising / DJ PMX


恐らく、音楽の門戸を広げるために作られた商品で、DJ PMXならではの繋ぎの技術や選曲のセンスは一切感じられません。

したがって、G-Rapに慣れ親しんでいる方が聞くには耐えられないと思います。

が、これからこのジャンルを聴いていこうと思う方や、興味関心のある方にはいいかもしれません。

でも、このCDにMIXって書いてあるのは誤解を招くのでやめてほしいですね。ナレーションや効果音で繋ぎをごまかしているミックスは大嫌いです。

そういえば最近ツタヤに行ったんですが、J-Rapコーナーが設けられていて、〔ウェッサイ〕って言葉が溢れていました。小学生とか、中学生にも結構人気があるみたいですね。

Rapを聞く人が増えるのはいいことと思うけど、かたちだけでなく、本当のGangsta Rapの文化にのめりこんでもらいたいなと思います。まぁ、僕もそこら辺はぜんぜん分かっていないかもしれませんね(笑)

2012年3月20日火曜日

お気に入りの文房具

仕事柄、文房具をよく利用するので、オススメの商品を紹介したいと思います。
僕はペンに関してはPILOT社のものを愛好。
基本、SUPER-GP0.7mmを利用しています。インクの出具合が不調になることはほぼ無く、最後までストレス無く使えます。
僕の世代で大ブームになったドクターグリップも最高ですね。さすが一流メーカー。
PILOT社の新商品、フリクションシリーズは摩擦熱でインクを透明にする素晴らしい技術の集大成。中学生くらいの頃にこの商品と出会っていたら、もう少し勉強していたかもw

KINGJIM社のブギーボードは電話応対の際のメモ書きに大活躍。子どもがいる方はお絵かき帳としても使えそうですね。

Le Son Reste Au Nuveau / Pass Pass


Performance:7/10
Year:-
Area:France

久しぶりのユーロG。
前からこのブログでも書いているのですが、フレンチGはいいものは本当にいいんだけど、全部フランス語だとリリックが全く意味が分からないので、少しは英語の曲名が入っているのを購入しています。
このアルバムは英語の曲もあったので購入したのですが、実際は殆どフランス語でしたw

DJ AKのトークボックスが弾ける①Introが異常にかっこいいです。また、Dialなる女性シンガーがSara Sと似まくりなコーラスを聞かせてくれる②Funk Spilitと⑭Just You And Meは◎疾走感を感じるトラックとあいまって良い感じです。


いかにもフレンチGっぽい⑬Route 666もいいです。使われているトラックはあんまりGっぽくないけど、ラップとマッチしていてかっこいいです。⑪De La Vie A La Mortなんかもお洒落ですね。

ちょっと淡白なトラックが多く、本国のマイナーGみたいな重厚感は感じませんが、お手軽な感じで聴けてよかったです。

Crown City Entertainment The Greatest Hits / XL Middleton


Performance:8.5/10
Year:2007
Area:California

こんばんわ。昨日は久しぶりに夜の繁華街にてハッスルしてきました。
チョイスしたのは4ヶ月ぶりに行くお店。どのお店にもお気に入りの嬢がいるので、基本指名ですw
早く派手に稼いで毎日遊びに行きたいものです。

さて、今夜は短い栄華で終わってしまったCrown Cityのベストアルバムを紹介したいと思います。昨年XL Middletonがソロを一枚出しましたが、他のラッパーはどうしているのだろう・・・

このベストアルバムはそのCrown Cityが最も勢いがあったときの音源をコンパイルしたものですが、とにかく内容がよろしい。ラップだけど一般ウケするトラックが多く、初心者の人にもオススメできますね。

⑯Shotgunが有名ですが、それ以外の曲もすべて素晴らしい内容です。今回初めて聴いた⑧If You Let MeはJunior MafiaのI Need You Tonightネタの反則シット。⑬Ho Like Youは一度聴いたら耳から離れない綺麗な楽曲で、以前からお気に入りの曲です。

Val Young風のシンガーがハミングで華を添える⑮Only Way To Chillなんかもミックスなんかで使われていたらいい雰囲気になりそうですね。XLのセンスの良さを見せ付けた⑫Relieve ItもRapをあまり聴かない人がすんなりと聞けそうな佳作です。

基本、どの曲も聴きやすく、邪魔にならないので、Inst集とか出たら購入して部屋で垂れ流していたいです。

2012年3月18日日曜日

From Dirty To Clean / PKO


これも確か以前に紹介していたと思います。間違えて購入してしまいました(笑)
改めて聴きましたが、以前レビューしたとき同様に、なかなかの好内容。
Ronnie Spencerが歌いちぎるYa Only Live Once Screwedがやばすぎます。。。

Ronnie Spencerってソロでリリースしてないですよね?なんでだろ。
この人絡みの名曲ってたくさんあるのだから、客演集みたいなかたちでのリリースでもかなり売れると思うけど。

4 Ever The Luxury Drama Ⅱ / DJ Lux-G (2回目)


前も紹介したミックス。
先の福岡出張の際に改めて聴いていたんですが、本当内容いいですね。
Boutレーベルから出ているミックスは結構PCソフトで音いじったりしていると思うんですけど、どれもクオリティ高くて好きです。

昨日、ミナミを徘徊していたのですが、思い切ってスマートフォンを買ってしまいました。Optimusというシリーズのです。それまで使っていたSH-02が大分くたびれてきてたし、安売りしていたので。これまでipod touch持ってるからガラケーでいいやと思っていましたが、スマートフォンは本当にたくさん機能があって使えますね。電池食うけど、プライベートに、仕事に活躍してくれそうです。

G-Hood Vol.009 / DJ G-Shot


巨匠、DJ G-Shot氏による第9作(TXのやつを合わせると10作目?)。

前作はラップの入らないSoul & R&B Mixで素晴らしい内容でしたが、今回も期待を裏切らないすさまじい出来となっています。

一発目のFor My Brothas/Lil Miltからはじまる、DJ G-Shotならではの深い世界観を味わうことができます。G-Rapだけでなく、Grand Pubaとか持ってくるあたり、たまりませんね!僕は元々EastとかMiddle Schoolあたりから聞き出した人間なんで、なんだか懐かしくなりました。Brand Nubianとかって、多分G-Rapのメロウがすきな人には受け入れられるとおもうんですけどね。

後半は前半と比べて良い意味で聴きやすい選曲・繋ぎで、これまでとは少し違う流れになっていて、これもまた楽しめました。

金曜日は福岡に出張だったのですが、帰りの終電の新幹線が混みまくっていて、新大阪までずっと立ってすごしていました。疲れもあり、ビールを新幹線の中で5本ほどあけてしまい大分酔っ払った(笑)週末ということもあり、移動される方が多かったんでしょうね。来週も出張っぽいんで行くときは必ず予約しておこうと思いますw

2012年3月15日木曜日

Son Of A Refugee / Patriarch


Performance:9.5/10
Year:2003
Area:California

こんばんわ。
ようやく仕事も落ち着いてきました。といっても明日は九州に出張です。はじめての九州上陸なんで楽しみかと思いきや日帰り・・・

今日はSound Of Streetが絶好調なKJさんに教えてもらったPatriarchを聴いています。DMXとかJa Ruleあたりにも通じるダミ声ラッパーですが、異常に内容がいいです。はっきり言って半端ないっす。そしてゲストも豪華。KuruptやOutlawz、San QuinnさらにDead Prezまで参加しています。リリックもものすごく良い。この一枚しか出してないのかな?とても才能のあるラッパーだと思います。

彼の声、ラップに負けないくらいいい曲が目白押しで、何を紹介しようか迷うくらいいいトラックが多いです。⑮Why Do They Hate Me?なんかは2Pacの狂気溢れるラップを思い起こさせるほど凄い曲ですね。

①Live By The Swordは冒頭の曲にふさわしい、緊張感が感じられるピアノの旋律が美しいです。G寄りなバンギンシット②Ride Thru Da Hood、Kuruptの煽り、ラップがPatriarchのラッペンと競い合いまくる④Gangsta & Politiks、曲名どおり、Float Onネタの⑦Float Onは少し早まわししていて良い感じ!


前半だけでこれだけ良い曲があるのですが、後半も負けじといい曲ばかりです。前述の⑮をはじめとして、メインストリーム寄りだけどPatriarchのラップと男性Vocalの融合が素晴らしい⑨Don't Mess WIth My Heart、ギャルウケ間違いない⑩Never Leave Me Alone、Dead Prezとともにメッセージ感溢れまくるリリックを吐き出す⑬Don't Let Em、表題曲でもあり、クラシックの曲みたいな展開の⑭Son Of A Refugee、Pacばりのリリックスキルを見せつけ、フックは完璧に計算された⑱Dedication To The World、ラストを飾るネタ使いメロウ⑳Palestine(Patriarchはパキスタン人の血を引いているのかな?。もう、完璧な内容っす。マジでオススメ。


最近ヒゲが濃くなってきてしまって、夜寝る前にもヒゲをそる始末。営業で僕よりヒゲの濃い社員がいるんですけど、その人はお昼休みにもヒゲをそるそうです。逆に3日に1度しかそらなくてもいい人がいたり。それはそれで困るかもだけど。まぁ、なんでもそこそこ中庸がいいんでしょうね~。明日は早いんでもうそろそろ寝ようと思いますzZz

2012年3月11日日曜日

Project Funk Da World / Craig Mack


これまた懐かしい一枚(笑)

顔はお世辞にもイケメンとはいえないし、鼻の悪そうな声してるし、リリックもそこまですごいと思わない。Puff Daddyはなんでこんな冴えない男をフックアップしようと思ったのかいまだに理解できませんwww 

でも、Puffyも失敗したと思ったんじゃないですか。実際このファーストだけで契約解除されてしまったし。個人的にはBiggieのファーストみたいに、ネタで攻めたほうがよかったんじゃないかなと思います。

でも、皮肉なことにこの後ひっそりとリリースされた彼のセカンドアルバムはFemaleコーラスが絡む曲が多数絡む極上の一品なのです。以外に知られていないと思うけど、前にもこのブログで紹介したと思います。だまされたと思って是非聴いてみて下さい。


American Me


この前、はじめて見ました。

これまで色々とギャングムービーを見てきましたけど、今のところこれが一番リアリティがあるかな。

ギャングの生き方に、憧れは全くないけど、自分が聴いている音楽の背景にある文化を学ぶのには映像で見るのが一番。

今はギャングのライフスタイルも大分かわってしまったと思うけど、根底にあるものは変わらないのでしょうね。ギャングの家系に生まれてきたら、ギャングとして生きていかざるを得ないというのを、チカーノラッパーが話していましたが、まさしくその通りのことがこの映画の中で語られています。世代間にあるものはなかなか変えられない、虚しい現実。2Pacもリリックの中でよく歌っていますね。

The Ultimate Creation / Rappinstine


Performance:8.5/10
Year:1991
Area:California

Gangsta Luvにも掲載された隠れた名盤。とんでもない一枚です!!前にも紹介したかな?忘れてしまいました。

ネタ使いの宝庫でかなりやられること間違いなし。ファンク+ラップの見事な融合がなされた素晴らしい一枚で、シングルカットされた①Good Lifeだけでなく、悶絶ものの④Mary Janeは曲名どおりRick JamesのMary Janeネタ。Femaleコーラスも最高です。

これまたネタ使いのGroovy Shit⑦Get Up Off Your Love、またまたネタの⑧Funk You Up、⑫Excuses、⑯Start Dancin'、といったアッパーファンクネタばかりで、オールドスクールが好きな人には諸手を挙げてオススメしたい一枚です。アマゾンで安く売っているので買ってください(笑)最近の曲ばかり聴いている人には無理でしょうが、90s好きな人にはマストアイテムですね。


G Life Collabo Mix / DJ Nao & DJ Scoon


都内のイベントG-Lifeの看板DJ、DJ ScoonとDJ Naoのコラボミックスです。
これ良かったです!

元々DJ ScoonのMixは好きでこのブログでも取り上げましたが、近作もSmoothなトラックをうまく繋げていて最高に楽しめましたね。あえてドマイナーを入れないところも◎

DJ Scoon SideでPlayya 1000の1/2Time Homies Scoon Mixってのが収録されているのですが、これまたデラやばいです。G-Rap聴いていると、もう少しスネアほしいな、低音が足りないなっていう惜しい曲があると思うのですが、遊びでエフェクトかけてり、ちょっといじったりしてかっこよくする遊びもありかもしれませんねー。

DJ Naoサイドもよかったです。Ice Cubeがこんな曲だしてるなんて知りませんでした(笑)やっぱり新譜も買わないといけませんね!といっても2年前かw


2012年3月5日月曜日

将来の夢

たまには音楽以外の事も書いてみたいと思います。

結構前から考えているのですが、将来的に、バーを経営することが僕の夢です。

ソウルバーってあるじゃないですか、アレをもう少し発展させた感じ。曜日ごとにジャンルが違うみたいな。

月曜・水曜はGangsta Rap、火曜がSoul、木曜がFunkみたいな(笑)ガールズバーみたいに女の子何人か置いてね。キャバクラでもいいな。Black Musicの発信地として。それくらいBlack Musicが好き。詳しくはないけどwwwバーを選んだのは、DJとかイベントのオーガナイズはおもしろそうだけど、潜在顧客に対しての音楽の発信地になりえないと思ったからです。

多分、それだけでは生活できないと思うから、事業の一環みたいな感じですよねやるとしたら。それ以外に何ができるか。実はもう決まってるんだけど、やっぱり踏み切れない。経営者とか事業主って凄い勇気がありますよね。身近で見ている事業主さんなんかも、ちょっと僕と人種が違う感じがする。僕なんかもう何年もサラリーマンやってきて、もう少しで役職もらえそうな感じなんで、それを投げ出す勇気はないんですよ。夢を実現させるために必要なのは90%くらいの勇気・情熱と10%の知恵だと思います。

2012年3月4日日曜日

Bring The Funk / DJ Kent



僕好みのバンギンMIX!!!!

やりたいことを思いっきり詰め込んだ感じのミックスで、細かいこと抜きで楽しめる一枚です。DJ Kentが軽めに曲にエフェクト加えたり、ショートミックスの中にもいろんな曲入れたりで遊び心も感じます。

全体的に本当にかっこいいんでオススメです。こういうミックスを聞くと元気になりますね!イベントでもこういう感じの音を聴きたいです。




N Effect / Side Effect


Performance:9/10
Year:1995
Area:California

いかつめR&B皿!こりゃあやばいです。

しっとりと聞かせる極上メロウもいいのですが、なんといってもアッパーテンポな曲がツボりました。。。

とにかく聴いてもらいたいのが3曲。

②Keep That Same Old FeelingはDef-Jefなるラッパーが参加したNew Jack調のいけいけトラックです。冒頭のコーラスもいいけど、メインボーカルの女性シンガーの力強い歌声が半端ないっす。これは本当やべー。B.Brown PosseのDrop It On The Oneを聴いた以来の衝撃です。


⑧Doo Wa Ditty On The Dance Floorは曲名どおりの2枚使い!!!泣
悪いわけがありません。すさまじいセンスのグループです。やっぱりCaliforniaの人たちだから影響受けているんだろうね。


ラストを飾る⑫Stay In Loveもいいっすねー!アーバンな雰囲気が漂いまくりのミドルチューン。やはりメインボーカルの女性がものすごくいい味だしてます。同じような感じの⑨You Wanted Sexもコーラウワークが効きまくりで◎

アップテンポな曲以外の曲もすべて極上で捨て曲がなく、自信を持ってオススメできる一枚です。値段も安いし、是非購入してみてください。


The Original Debut Album / The Stylistics


去年の12月に大阪は梅田にあるBillboard LiveにStylisticsのLiveを見に行きました。

The Stylisticsのアルバムはこれと、ベストアルバムくらいしか持っていませんでした。このデビュー盤はアナログでしか持ってなかったし。レコードプレーヤーは実家においてきてしまったし、久しぶりにこの名盤に癒されたいと思い、CDも購入してしまったのがつい最近(笑)

やっぱりいいね。

何度聴いても飽きない。


ラッセル・トンプキンスJrの哀愁感を漂わせる絶妙なファルセットが最高です。いまのリードボーカルはエバン・ブラウンっていう人になっているのですが、この人は生で見たけどやばかった。Stylisticsの曲って特殊で難しいんだけど、全く違和感なく歌えていたし、カリスマもあったね。サイドボーカルのジェイソン・シャープって人も同じくらい上手いです。ラッセルのほうはThe New Stylisticsっていうグループを作って活動しているみたいだけど、作品は出していないと思います。

More Bounce To The Ounce & Other Hits / Zapp & Roger


最近はCDの山の中から聴きたいCDを探すのがかったるいんで、アマゾンとかで再度買うようにしています(笑)CDをひっくりかえしていると必ず何枚か落ちてケースが割れたりするし、労力とかも考えてそんな結論に達しましたw

今日はZapp & Rogerのベストが届いたので聴いています。曲名を見ていただいたらお分かりになると思いますが、彼らの代表曲が10曲収録されています!

この方々がいなければ、今のG-Rapは存在していない。そう言い切れるほど偉大な存在ですな。どの曲もひたすら聴いた思い出と、何度聴いても感動を覚えさせるファンクナンバーばかり。全人類の至宝でしょう!




2012年3月3日土曜日

S.C.C. Presents Murder Squad Nationwide


Performance:10/10
Year:1995
Area:California

久しぶりに聴きたくなった伝説の一枚。
ここら辺の年代の音楽は聴くたびに新しい発見があります。
前回紹介したときは、③No PeaceにRhyme Poetic Mafiaが参加していることを発見。
今回は⑫Straight Honey Madeにやられています。
この作品はGなアーティストが作ってるけど、色々な深い意味がこめられています。
リリック聴いていてもG一辺倒じゃなくって、平和とか、人類の協働みたいなことをいっていて素晴らしいと思います。

イベント行って、ラストDJが⑩Who's The Starなんか流したら間違いなく良いDJですね(笑)

今回は⑦Knock On WoodのPVを貼っておきます。



いい時代や。。。

Reviewed On February 2012

N Control / Gangsta D


Performance:8.5/10
Year:1998
Area:California

長らく高値で取引されていたGangsta Dの唯一のアルバム。SoopaflyとNate Doggを足して2で割ったような御顔立ち。

高かったのも納得の充実G-Funk皿。音源は持っていたのですが、やっぱり皿を見ながら聞く音楽は最高です。

ミックスなどでもお馴染みのブチアゲファンク①Down 4 Meからはじまる至福の16Tracks。

Dの激ヤバなフロウが冴えまくる中でフックで男女コーラスが華を添える⑦Ain't Nuttin Wrong、出だしからギャングスタなサウンド187%のG-Funk⑨I Ain't No Joke、高音シンセが心地よいミドルファンク⑭Sometimes I Wonder、⑮True GameといったG好きにはたまらない曲がてんこもりです。

Gangsta Dはラップがすげーかっこよくて、このアルバムしか出していないのはもったいなく思います